ガミースマイル治療

ガミースマイル治療

ガミースマイル治療とは、笑った時に歯茎が見えすぎてしまう方、歯茎が乾きやすい方に行う治療法です。 一般的には笑った時に歯茎が２mm程度見えるのが平均的とされております。 問題点の種類により治療法が異なりますので、術前の分析と術後のシュミレーションが重要となります。

エステティックライン（E Line)

エステティックライン分析は矯正治療で用いられる横顔の分析法です。 鼻の高い白人はE Lineに対して、上下の唇が接触しないのが平均的です。日本人は鼻が低いため、上の唇が僅かに接触し、下の唇が接触しないのが平均的です。

E Line分析が大切な理由

１：横からの見た目は、人の印象を決定する上で正面からの見た目と同じく重要。   ２：前歯の前後的な位置は、『歯が目立つ出っ歯』や『歯茎が目立つガミースマイル』に関係するため非常に重要。

歯の見え方と歯茎の関係性

歯は全長の半分以上歯肉に埋まっているため、歯肉からどれだけ出ているか（生えているか）によって、同じ歯でも見た目は異なります。 そして、ガミースマイルの方は特に歯肉の露出量が多く、歯と歯肉の審美的評価を様々な観点から行い、ご自身にとってのベストを見つける必要があります。

審美的評価　PES・WES

モデルケース：写真の歯茎がコンプレックス

初診時

写真を振り返った際の口元が気になる

写真撮影時の歯肉の乾きが嫌だ

シュミレーション時

お口周囲の問題は少なく、歯の形、歯並びに対しても現在に不満はないとのことだったため、理想的な歯と歯肉の関係にシュミレーションで修正いたしました。

術後１年

シュミレーションからマウスピースを作成して施術したため、かなり近い仕上がりになりました。 しかし、検査やシュミレーション、施術、消毒とさまざまな段階があるため、何度か通院していただく必要があります。患者さんのご協力に感謝いたします。

患者さんの感想

写真撮影時の歯茎が目立つ、日常会話で笑った後に歯茎が乾いて戻りにくい等、ずっと気になっていた事が改善して嬉しいです。 自分でも色々調べて、口輪筋のトレーニング、ボトックス注射を試していたのですが、改善が見られないため顎の骨を切る骨切り手術しかないのかと悩んでいました。 先生にご相談したところ、歯肉切除という治療方法を説明していただき、実際の症例と自分の状態が似ていることからカウンセリングをお願いしました。 カウンセリングまでは健康な歯茎を切ってしまうと歯周病にならないか、治療中や術後の痛み、治療の流れ、どのくらい改善するのか、先生の考えてる美しさと自分の求める物が一致するのか不安がありました。 カウンセリングでシュミレーションをして、実際に自分の顔写真を元にビフォーアフターを見て、術後のイメージが出来たのですごく安心しました。それでも実際の仕上がりや術後の痛みが不安でした。 実際に施術を受けてみて、心配してた術後の痛みは1日程度で歯周病の不安要素も終わってみたら忘れてるくらい、綺麗な歯茎になりました。 この方法をもっと早く知っていれば良かったです。 写真写りが良くなり、唇が乾いてくっついてしまうこともなく、歯の形も綺麗になりました。 いま心配なことは、今までの感覚でブラッシングをすると新しい歯茎のラインに対して磨き残しが出来てしまうことです。 ですが、徐々にブラッシングも慣れてきてコツがわかると思うので、先生と担当の衛生士さんに定期的にチェックしてもらっています。

料金

※料金は税抜価格となります。 この治療法には通院回数が最低４日かかります。 適応症でない場合、施術は推奨できません。 術後の痛み、治癒不全、経年的な歯肉のリバウンドが報告されております。