親知らず　移植治療

親知らず移植とは

親知らず移植治療は、Brやインプラントのように歯を失ってしまう部位に健康な親知らずを移植して使用する治療法。

症例

初診時

主訴：右下の歯茎が腫れた。

周囲の検査と応急処置

カウンセリング

CTで精密検査をすると歯根の中央部で歯周病を起こしており、根の先にも大きな根尖病変を認めました。どちらも病変が大きく、残る歯の量が少なく隣の歯を削ることがが予想されました。通院回数、予後の状態と生活習慣、治療費用、周囲の歯の保護を考え親知らずの移植をご提案させていただきました。

右上の親知らずを右下に移植

移植治療

根管治療

一度抜歯している親知らずは、神経が壊死しているため根管治療を行います。

術後　半年

周囲の歯を保護することができ、レントゲンでは周囲の骨も回復してきておりました。

メリット・デメリット

メリット

1：失った歯の代わりに機能する。

2：失った歯の隣の歯を保護できる。

３：失った歯の歯槽骨が回復しやすい。

4：インプラントよりも治療費が安い。

5：親知らずの前の歯が磨きやすくなる。

デメリット

1：外科処置を伴う。

治療回数と料金