根尖性歯周炎とは
根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)とは、むし歯や歯の亀裂などにより歯の神経(歯髄)が細菌感染を起こし、その炎症が歯の根の先(根尖)から顎の骨へ広がった状態です。噛むと痛む、違和感がある、膿がたまるなどの症状がみられることがありますが、無症状のまま進行するケースも少なくありません。治療は、感染源となる細菌を取り除く精密根管治療が基本で、歯を残せる可能性が高まります。早期発見・早期治療が重要です。
実際の治療
術前検査(原因歯の特定)・カウンセリング


根尖性歯周炎を伴う歯周病(歯内歯周病変)
噛んだ際の違和感や、歯ぐきから膿が出る症状を主訴に来院されました。検査の結果、歯の根の先に大きな根尖病変が認められ、周囲の骨が広範囲に吸収されている状態でした。また、歯根の湾曲が30度を超えており、通常の根管治療では十分な治療精度を確保することが難しい高難易度のケースでした。
一方で、歯そのものの欠損はほとんどなく、歯の残存量が十分に保たれていたため、保存価値の高い状態であることをご説明しました。精密根管治療は、歯の残存量が多いほど治療後の予後が良好となるため、本症例はそのメリットを最大限に活かせるケースと判断しました。大学病院での治療、または当院で行うマイクロスコープを用いた精密根管治療をご案内し、十分な説明の上で、歯を残すことを最優先に考え、当院での精密根管治療を選択されました。
治療(根管充填確認時)

術前・術後 比較(根管充填より6ヶ月)

精密根管治療後の経過観察において、噛んだ際の違和感や歯ぐきからの排膿は消失し、症状は安定して推移しています。術後のCT検査では、治療前に認められていた根尖部の大きな透過像(骨吸収像)が縮小し、周囲の骨の回復傾向が確認されました。湾曲の強い根管であったものの、マイクロスコープ下で精密に感染源を除去・封鎖することで、良好な治癒反応が得られています。
治療終了時

歯の残存量が十分に保たれていたことも、治療後の安定した経過につながっており、現在は歯の保存が可能な状態を維持しています。今後も定期的な経過観察を行いながら、長期的な歯の保存を目指していきます。
期間と費用
| 根管治療の適応判定 | 11,000円 |
| 大臼歯 精密根管治療(初回) | 110,000円 |
| 根管充填・土台作成 | 33,000円 |
| 被せ物 作成 | 110,000円 |
| 経過観察(1,3,6,12,24,36ヵ月) | 0円 |
| トータル 治療期間 | 6回 6ヶ月間 |
目白デンタルクリニックでは、複数名の医師で広い視点から歯のお悩みを解決します!
医院の特徴
アクセス・診療時間
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※休診日:祝日
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10:00 ~ 13:00 |
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14:30 ~ 18:30 |
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